ロードオブザリング〜王の帰還

さて、見てきたわけですが。ええと、ほぼ3時間泣きっぱなしですね。疲れました。

これはPJ監督の腕もあるけど、言葉で自分の脳内補完が働くからだと思う。だからこの映画は評価しにくいなぁ…。とにかく、すごかったっす。見て損はない。

いっしょにいった友人どもにはおふざけの「旅のしおり」はなかなか好評でした。昨日表紙描こうとして寝てしまって製本も出来ずに渡したわけです。すみません。次は(ないけど)がんばります。

で彼らにはフロドがお姫さまでちょっとうっとうしいって言われてしまいました。(´・ω・`)


原作読みだとあの人は中年で旦那で、あの結末はひどく辛いけれど、だからこそかっこいい人だと思うんだけど。サムはそりゃかっこいいさ。でもフロドのあの堕ちることを知り、傷つきながらもその人格の高潔さを失わなかったところが、私はとても好きなんだですが。

だぶん、西の人たちは聖書の我らの原罪を購ったイエスと重なるところがあるとは思うけど、フロドはユダにして同時にイエスであるってところが、こー自分にもガーンとくるところなんですよ、と。

でも、フロドがイライジャでそれほど文句はなくって、なんだか複雑な気持ち。そろそろ30歳を迎える自分のへたれ具合が心地よくなってきました。

というか、フロドは別格で、映画にもともと期待してな(ry