きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

妹とか、体操着のブルマとか、保健室とか萌えアイテム満載。
好きか嫌いかと聞かれれば嫌いな感じのお話ですが、終り方は途方もなく現実感がなくかつリアル。
リアルリアリティな世界が現出していました。すごい。
嫌いなら読まなければいいって思うけど、でも嫌いだけどすごいのを読むのは好きなのだ。
こう気持ち悪いって分かっているのに、虫のいっぱいいる石をひっくりかえしたくなるような衝動です。
嫌いの原因はというと、自分自身の持っている一番見たくない要素がちりばめられているからだろうなぁ。
…いや残念ながら、わたくしには妹萌えもブルマ萌えも装備されてないんだけどさ。
最近の標準装備はヒゲ萌え、じじい萌えって感じなんだけどこれらの出番は全然なかった。女の子萌えもないわけじゃないけど、どちらかというとお姉さん系のほうが好きなので。
そういうのを越えてイカした終わりかただった。