募金とか

ここんとこずっとν速+で盛り上がっていたスレを見ていた。
くわしくは罵詈雑言と嘘と煽りと、ちょっぴりの事実が混じる2chへどうぞ。
それが面倒な人は以下
死ぬ死ぬ詐欺 - ニュー速用まとめ wiki
http://news.80.kg/index.php?%BB%E0%A4%CC%BB%E0%A4%CC%BA%BE%B5%BD

うちの家族は貧乏で天邪鬼なので署名も募金も納得するまで絶対にしないけど、なんかいろいろ切ない。
あやしげな募金団体や親の資産状況を別にしても、その是非について色々考えさせられた。


どんなにきれいに言ったって、海外での移植手術って結局は札びら切って日本人がアメリカで臓器を買うってことらしい。
日本では幼い女の子ならみんな可哀想に思って金をめぐんでくれるけど、小さい子供の移植は生存率低くて難しいし、もらう臓器もほとんどが小さい子供のものだ。そして移植希望者リストに大金を叩いて日本の子が割り込むと、だれかが死に近づく。そもそもアメリカに住んでいてさえ、そのリストに載る為の金を出せない親も多い。

医療保険ない人も多いから治療代出せなくて、子は移植を受けられなくて死ぬ。そうするとその子の他の臓器をもらいに移植コーディネーターがくる。死んだ子の臓器を売って、親は移植希望者名簿に子を載せるためにあれほど欲しかった、けれど今はもう意味のない金をもらう。

こんな背景を知ると、私には選べないと思った。本当は街頭なんかでは気軽に金を出せない重い判断なのだ。
募金で日本人の女の子が助かれば、親が自分で金かき集めたアメリカ人の子が死んでもいいとは到底思わない。同じじゃん。「よかった。病気の子はなおるんだ」って、「なんだ。詐欺じゃん。ホントは病気の子なんていなかったんだ。」って無邪気に言ってみたかったよ。
自分のものすごく大切な、個人的な知り合いでもないと到底協力できねぇ。