薩摩と長州

花神」を読み終わりました。
「世に棲む日日」もまた読み直したくなったよ。
けどコレ読んでまた実感したんだけど、地元にもかかわらず薩摩ってどうもあんまり好きじゃないんだよな。親戚にいかにも薩摩の漢っていうタイプで殴る旦那がいるからかもしれない。島津の殿様んとこの墓守みたいな高校出てるから親近感と郷土愛はあるんだけど。
 あんまり言うとフェミみたいで嫌なんだけど、文学作品にでてくる女って女であるがゆえにあんまり個性的じゃないよね。司馬厨だけど、初期作品の女は類型的で好きじゃないかもしんない。でも花神のイネ・シーボルトや蔵六の妻お琴はまあよかった。

花神ISBN:4101152179
    ISBN:4101152187
    ISBN:4101152195