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- 作者: 山崎峰水
- 出版社/メーカー: 角川書店
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- 作者: 皆川亮二
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読了。上記の最後に収録されてた話がいつにも増してエグくて素敵。
でも、大塚氏の話はこういう系が多いようだけど、死とか肉体の欠落が人に与える強烈な感情を当然知ってて利用してるようなところがなーんとなく嫌。…つられて読んでる私はさらにどうしようもないけどさ。まあおもしろいし。
うーん。正直そつがなさすぎって感じるよ。いかん、これはすごい私的な意見だな。すみません。でもかいちゃえ。「グロが無性に好き」とか「この話にはこれが必要だぜ」っていう単なる創作者の欲求を越えて(あるいは欲求と同時に)分析的っぽいところがあるなって感じてしまう。こー、マーケティングの視線が透けて見えてしまうような。
こういう題材は、自覚すらできないくらいのやむにやまれぬ欲求から取り扱ってほしいという私の変な道徳的抑制が働くのかも。ありゃ、私の道徳心ってこんなんか。今気付いた。びっくり。
まあ、単に人の敷いたレールに狙い通りに乗るのが悔しいとか。いや、ハリポとか好きで乗ったりするから別にそんなことないと思うけどなぁ。
あと、中央○論12月号の養老氏のコラムをざっと読んで感じたこと。
頼むから賢い人は国のために生きるって言ってほしい。おじいちゃんこれからまだがんばってどんどん子孫を作っちゃうよーとかさ。
愛国って言葉が粗暴って意見には同意。私自身も確かに「愛する」っていうより「〜のために」って言うほうが自然な感情に沿うよ。
しかーし、IQ高いはずのヤシが国のために死ねるとか簡単に口走るから"ナショナリズム"はあふぉくさいって思ってしまうんだよ。そーんなに簡単にロマンに走んないでください。ぶつぶつ。