久々の森博嗣。弟が送ってくれました。ありがとう。
最近スレッドとブログの比重が多くて、本が減っている。
でもたまにすごい読みたい病がやってきて本を読みまくる。
毎日おんなじように暮らせる人、丁寧な人、根気強い人って尊敬する。そういう人たちが一番賢い人たちだと思う。
私はだめだな。同じことを正確に繰り返せない。飽きっぽいのとは違うけど、コントロールできなくて、気まぐれで、同じようにしようと思っていても勝手に毎日違ってしまう。
日常の中の重要事項も、納得するまでのひと巡りごとでどんどん移行していってしまう。
森氏はネタバレすると読み手がほくそえんでしまうようなことを、端々に仕込むのが本当上手で、どんどん読める。楽しい。
どんどん読めるのは、ノベルスなのに2段組ではないので分量が少ないせいもあるか。
入れ物の錯誤ネタが好きなので、この中ではτが一番印象深かった。
εに誓って (講談社ノベルス)
Φは壊れたね (講談社ノベルス)
τになるまで待って (講談社ノベルス)
Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)