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- 作者: 大沢在昌他
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/02/09
- メディア: 新書
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それぞれ趣向をこらした小説なのにどうも脳内で見事なばかりにアニメ変換されます。
けど、それでもタイムトリップネタだけはさすがにちょっとつらかった。
ルパン三世の「小説」にはシリアスものを期待していた自分自身の無自覚の狭量さにちょっとがっかりです。
- 作者: 滝本竜彦,安倍吉俊
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/01/28
- メディア: 単行本
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でも私が弱ひきこもってたときにはこんなステキな出会いはまったくなかったので、それを鑑みるに主人公と近ければ近い読者ほど、読み終わったあとのダメージはいかばかりかと思われ、涙を禁じえません。号泣です。ホントはもっとひどいって逆ギレする人も多いだろう。
でもホントは多分しゃれにならないことをちゃんと知ってるけど、でもこうやって書かないと自分がつらくて書けないという作者の痛みが感じられるような気がする。
あとひきこもりから一番簡単にあがれるバイトは肉体労働だというのもなんとなく感覚分かります。お金はいいし(故に世の中の役にたっているというはたからみたら信じられないような小さな、でも本人にとってはでかい喜びがある)、ふんぎりつけたり、通ったりする上での気持ちの負担が少ない。何故か肉体的な負担があると気持ちの負担が軽くてもいいような気がするんだよね(錯覚?)。
そういや自分は宅急便のコンテナつめるバイトとかした。